- TOP
- プロジェクトレポート
- コロナ禍におけるICT(感染制御チーム)と介護施設の連携
コロナ禍におけるICT(感染制御チーム)と介護施設の連携
こうのす共生病院には「ICT(Infection Control Team)」という医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師で構成される感染制御チームがあり、
普段は院内で起こるさまざまな感染症から患者さんやご家族、職員の安全を守るために院内ラウンド、院内講習会、抗菌薬等のサーベイランス、相談業務を行っています。
ただ、コロナ感染症が猛威を振るう中では院内での活動もさることながら
連携している介護施設に対しても病院でのノウハウをお伝えすることに注力しています。
当院は、たくさんの施設で数百名の方々の療養生活をお支えする一端を担っております。
最近では、感染に関する相談をお受けするだけでなく、
コロナ感染症に罹患(りかん)された方が発生し施設からの依頼があれば、当院のICTが実際に施設にお伺いし、その施設にあった感染制御方法の提案、説明、指導をさせていただいております。
病院で行う医療を地域でも行えるように、病院で培ってきたノウハウを一人でも多くの方々にお伝えできるようにすることが
鴻巣市でより良い地域包括ケアシステムを構築していくために大切なことだと考えています。
引き続き、関連事業者の皆様と共に、地域医療の発展に貢献できるよう尽力して参ります。